上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
img129.jpg

どすこい。



「ぐぬ。ぐぬぬ。」

ぶち。ぶちぶちっ。


「ぬぬぅー。ぐぬっ。」


ぶちぶちぶちっ。



この音がドアの外で聞こえたなら、それは朝のはじまり。

ゲンマ王子がなかなか開かないドアの前で、カーペットをむしりながらぼやいています。


「ぐぬーーー。ぬぬん。…ぬん!」





カチャリ。



おお、ゲンマ王子、根性で(←体重で?)ドアを押し開けたようです。

誇らしげに、悠々とベッドへ近づいていらっしゃいます。



「ぐっぬーん。ぐぐぅ。」





どうやら「おはよー。」と言っている様子。

しかしここは無視です。

だって今は朝の4時。

頼む。寝かせてくれ。



「ぐぬぅ。ぬぬーん。」





む。ごはんの時間だと言っているのだな。

違う!君が起きた時がごはんの時間ではないのだ!

お日様が昇ったときが朝であり、私たちが起きる時間であり、シャワーをあびて支度して、そこではじめて朝ごはんという…



「ぐぬっ!ぐぬぬー。ぐぅ!」





ボケた頭の中で「朝ごはん理論」を一席ぶちかましつつ、布団にもぐりこもうとする小間使いその1を、ゲンマ王子が見逃すはずもなく。



「ぬん!」





あっ!痛い!痛い痛い!なんとゲンマ王子、寝ている小間使いの頭の上に陣取り、彼女の鼻を爪で引っかけて上に引っ張るという暴挙にでました!!

暴れる小間使い。ここはもっと布団に深くもぐりこまねば!



「ぬぬーん。 ぐぬっ!」





ぐはっ!ギブギブギブ!でましたゲンマ王子の十八番「メガトン・プレス」

6kg強の体重を駆使して、ピンポイントで喉元を狙ってプッシュ。

死ぬ死ぬ死ぬー!で…でも負けないわ。布団の中で寝返りうって阻止!



「ぬうううーん。ぐぬ。」





お、諦めたようですな。はああー、これでもうしばらく眠れる…





「ぐぬー。ぐぬぐぬ。ぐぬぅー。」



「ア。アアア。アーーーー。」



「ぬぬーん。ぐぐ。ぐぬぬーん。」



「アナーン。ンナハナハッ。ンナーー。」



……薄く開いたドア。その内側と外側に猫のシルエットが1つづつ。

こ…これは…



でた。「秘技・ロミオとジュリエット」



「ロミオとジュリエット」。それはゲンマ王子とハヤテ姫がペアでドアの

内と外に居座り、目の前にいながらお互いを呼び続けるという、

不気味かつ謎の行為。

これを止める手だてはただひとつ。

そう。「ごはん」のみ…



…負けました…



そうして、朝もはよから敗者のポーズでキッチンへ向かう小間使いと

その後ろを嬉々としてついていく2匹の勝者。



正しい我が家の朝の風景です。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yamacan.blog46.fc2.com/tb.php/14-408ffe90
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。