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昨年8月末、カナダから帰国直前に結石→帰国後膀胱炎、そしてその後5ヶ月間結石再発を繰り返していたゲンマさん。
最近巷でも、アザラシーズのアイドルなぼちゃん@「なぼなとみるぼのねこ日記」、我が家の姫様の専属大工兼絵師であられる、chitoseさん宅のオレンジうり坊レオンちゃん@「reverse side of ...」、サンディエゴ在住・巨猫団仲間でもある、リルー殿下@「ロシアンブルー・りるーのサンディエゴ極楽生活」など、季節柄なのか続々と結石発症が相次いでいます。



一度結石になってしまった子の猫主さんは、アザラシ家同様、日々再発しないかと戦々恐々としてらっしゃるのではないでしょうか? 問題なくおしっこしてるの見ると、本当にほっとしますよね~。
ちなみに最近、青海豹がゲンマさんがおしっこする音を電話で赤海豹に聞かせて二人で悦に入る、というのが我が家のブームだったりします。



というわけで、本日は情報交換を兼ねて、我が家のまったり王子・ゲンマさんの結石事情を書き留めておきたいと思います。



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おなかでころころさん、つくれます。(←ダメですう~(T_T))





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まずは一応、簡単に『猫の結石とはなんぞや?』ということについて、アザラシーズなりの認識をば。(←つまり間違ってる恐れアリアリってことだな…) 
ちょっと一口では説明できないためごちゃごちゃしておりますが…あ、もちろんちゃちゃっとすっとばして読んでいただいても無問題でーす。





アザラシーズのマメ知識~猫の結石編~



猫の結石はFUS(Feline Urological Syndrome 猫泌尿器症候群)とかFLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease 猫下部尿路疾患)とも言われています。
まあどっちでもつまり『おしっこ詰まっちゃったんだよ~』ってことですね。



猫って犬よりもお水を飲まない傾向があるらしく、そのためおしっこの中のアンモニウムとかマグネシウムとかが結晶化して石になりやすいのですって。
石が溜まると、膀胱を傷つけて膀胱炎になって血尿(泣)したり、尿道につまっておしっこが出なくなったり。
おしっこが詰まるってことは、つまり毒素を身体の外に出せないということですから、尿毒症になって命を落とすこともあります。!∑( ̄□ ̄;|||)



ここで余談ではありますが。
その昔、アオ家にいた子も石が詰まってしまったことがありました。 
すぐに気付いてあげられなかったため、なんと尿道を自分で噛み切っちゃったんです。(T□T) 
おしっこがでなくて苦しかったんでしょう。 辛い目にあわせてしまい、かわいそうなことをしました。 
猫族♂の尿道はあまりにも細いため、通常手術は非常に困難とされ、この子も「助からないかも」と言われましたが、そこでコチラで既におなじみ、治療法を飼い主じゃなく患者(犬猫)に相談して決める、アオ家の現まったり獣医師・もっちゃん先生登場。 
なんともっちゃん先生、切れた尿道をきれいにした上、別のところにおしっこの出口を作ってくれたのです! もう獣界のブラック・ジャックですよ!
もちろん手術自体はとても危険で無理のあるものでしたから、何不自由なくスムーズに排尿、というわけにはいきませんでしたし、いつ機能しなくなっても不思議ではありませんでした。
けれど「次に問題が起こったら覚悟してください」といわれたその子は、以来大きな病気をすることもなく15年、天命を全うし、老衰で天猫さんになりました。



閑話休題。



結石の種類はいろいろあるようですが、その多くは「ストラバイト」と呼ばれるものです。 
他にも主なもので、ストラバイトとは逆の原因で起きる「蓚酸(シュウサン)カルシウム尿石」とかあるらしいですが、とりあえず猫の尿結石症の大半といわれるストラバイトについて少し。



ストラバイトは燐酸アンモニウムマグネシウム(燐酸塩類)の結晶を主成分とした、結石の一般的な総称です。
諸説ありますが、基本的に尿のpHが6.6以下(微酸性)であれば、結石はできないそう。 つまり酸、アルカリ、どちらかに傾けば結石を作ってしまう恐れがある、ということです。
ストラバイトは尿がアルカリ性に傾くと発症する『アルカリ型結石』とでもいいましょうか。
病院で尿の顕微鏡写真を見たことがある方はご存知かと思いますが、ストラバイトはプリズム状。
これがおしっこの中でキラキラしてたり、膀胱の中で溜まって巨大化→結石化したりするわけですね~。



で、このストラバイトですが。 ストラバイト自体は厳密に言うとまだ「結石」ではなく「結晶」です。
何が違うのかって言うと、難しいことは専門家に任せるとして、覚えておきたいのは



 「X線写真には、結石は写るが結晶(ストラバイト)は写らない」
 「結晶は酸に溶ける」



つまり『レントゲンに写らない=結石ではない』とは限らない。 
そして尿内からたとえ結石元凶の燐酸塩類が出ても、それらは簡単に酸で溶かせる。 
問題なのは尿の状態がアルカリ(=pH7以上)というのが長く続くと、ストラバイトに他の成分がくっつき、酸では溶けない結石になるということ。



つまり、酸性のものをうんと食べさせれば結石が溶けるっちゅう、簡単な話ではないというわけですね~。
そして更に、ストラバイト治療用の処方食をあまり食べさせ過ぎると、今度は尿が酸性に傾き、逆に『酸性型結石』を作ってしまうことも。
ちなみに尿石症にはオトコノコが多い気がしますが、それはオトコノコの尿道がオンナノコよりも細くて長いから。 細いってことはつまりやすい。 で、問題が大きくなることがオトコノコの方が多いということらしいです。



結石の原因といわれているものは色々。 
ご飯の中の「マグネシウムなどの含有量」は注意したい大事な点ですが、他にも「水の量」、「運動不足」、「太りすぎ」、「ストレス」、「気温(おなか冷やすのはダメ)」「去勢」「猫草」「魚」「電磁波」「ドライフード」「菌による感染」「体質」などなど。 
中には「?」と思うものもありますが、やはり「これが原因!」とは一概には言えず、その病因を確定するのは難しいようです。



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むずかしいおはなし、おわったらおこしてください。



ここでうちのゲンマさんはどうかといいますと。
う~ん、そういえば「水の量」も少ないし、「去勢」もしてるし、のんびりさんだから「運動不足」だし、パソコン大好きだから「電磁波」浴びまくりだし、「ドライフード」も大好きだし、ハヤテさんが「魚命!」だからしょっちゅう「魚」の猫缶食べてるし、それに最初に結石になった頃は引越しでバタバタしてたから「ストレス」もあっただろうし、得意技は腹出し寝だから「おなかも冷やし」てたかも。



…思い当たるフシがありすぎる…



それでもほぼ同じ生活をしている、血を分けた兄弟である(べき)ハヤテ姫があれほど元気ということは…「体質」が一番の原因てことなのかなあ…?



一番最初の、カナダでの結石入院のことはそのうち詳しく書きますが、ばい菌感染が元凶でした。 
このばい菌によっておしっこがアルカリに傾いたそうです。
その後も何度か、まるでクセになってしまったかの様に石を作り続けたゲンマさん。
いつしかアザラシ家では結石を「ゲンマ石」と呼ぶまでになりました。
一度は「ゲンマ石」一挙増幅で膀胱炎にも。
これ、もうむちゃくちゃ驚きますから! 
青海豹は腐っても(?)生物学部出身。 解剖血液平気~♪な人ですが、ゲンマの真っ赤なおしっこを見たときは貧血起こしてぶっ倒れそうになりました。 血染めの猫砂見ながら号泣しましたし…(T△T) 
そして赤海豹にいたっては、「ゲンマの尻から血がー!!」と世にも恐ろしい台詞をはきながら慌てるアオからの電話に、何日も眠れなかったり。
その後アオが盲腸入院した直後のときなんて、いつものカテーテル治療ではぜんぜんダメ。 水圧治療(水を噴射して水圧で尿道掃除)までして出したおしっこは、肉眼で見えるくらい、きらきら&真っ白に濁ってました。



ちなみにゲンマ石早期発見のため現在心がけているのは、おしっこのpHを定期的に調べること、おしっこを触ってざらざらしていないか確かめること、トイレ以外でおしっこをしようとしていないかをチェックすることの3つ。 
特にゲンマ石のバロメーターになるのは3つ目。 ゲンマさんは調子が悪くなると、必ず洗面所のシンクやバスルームの排水溝でおしっこしようとするのです。 とっても分かりやすいです。 いい子です。



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ぼく、いいこです。





そしてそんなゲンマさんの只今のゲンマ石予防はというと。
最初結石になったときは、とりあえず某有名メーカーの結石処方食を食べてました。 
以前カナダにいたときの獣医と処方食のことで勃発した冷戦以来、あまり処方食というものに気が進まなかったのですが、やはり結石治療の王道ということで…
ところが。



⇒処方食食べてるのにゲンマ石は出来続ける
⇒さらにゲンマさんの食欲は落ちる
⇒何がお気に召したのか、姫がゲンマさんの残した処方食をもりもり食べる
⇒そしてあろうことか…姫のあのフカフカ毛皮の質が落ちてきた…!∑( ̄□ ̄;)ガーン!



という事態に。 
やはり「処方食」は、健康な猫にとっては栄養的に偏ったものになるらしく…(><)
もともと抗生物質や薬に強くないゲンマさんは、注射や薬を飲むと下痢をし、がくんと食欲が落ちます。
その上、やっぱりおいしくはないんでしょうねえ(←姫の味覚は謎…)、もっとごはんを食べなくなってしまう。 
で、体重の方もずいぶん落ちちゃったんです…
処方食は、ゲンマさんにはどうやらあまり向いていないようです…。



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もっとおいしいごはんくださーい。



「病気は体力勝負! 食った意気!」と思っているアザラシーズはそれで考えました。 
完全手作り食は…無理だ! ものぐさだから続くわけがない!(←・・・) 
どのみち姫は猫缶メインじゃないと絶対食べてくれないし!
むむむ、何か市販のもので応用できないものか…



ということで、ゲンマさんは愛用のアズミラ缶(念のため魚缶は減らしつつ)+ヨーグルト+ビタミンEサプリの毎日です。 
それに時々グレープフルーツシードエクストラクト粉末足したり、リンゴ酢なめさせたり。



「グレープフルーツシードエクストラクト」はカナダで購入した膀胱炎・歯肉炎・結石予防にいいという優れもの。 
その上水に溶かして怪我した時にスプレーで吹き付けたら応急処置にもなるそうです。 
でもこれ、日本だと化粧品用のものしか売ってないんですよね~。 残念。



他にもうちの兄弟は流水より置き水が好きなんで、水をたくさん飲んでもらうために家中に置き水したり。 
高プロテイン摂取が大事なので、食事の基本を「チキン」と「ターキー」にしたり。 
あとはクランベリーがいいと聞いたので、南国赤海豹がご近所のクランベリー農場に行って物色してみたり。 
姫さまの写真をトイレに貼ってみたり。(←?)
色々試行錯誤して試してます~。



そしてぼちぼちですが、アオ家の献立が鶏肉使用のときは、それを細かく切って水煮して、野菜パウダーをまぶしたなんちゃって手作り食をあげたりしてます。
ゲンマさんだけは喜んで食べてくれるので。(^◇^) ええ、もちろん姫様は見向きもしません。(^◇^) 
あとは鶏がらスープを作ってそれを缶詰に混ぜたり。 スープではどこまでたんぱく質が取れているか分かりませんが、これなら水分も取れるので一石二鳥。
そういえばほとんど食事を取ってくれなかったとき、「宮崎育ち」(おお!)という鶏肉主体の副食レトルトパックだけは口にしてくれたので、「副食だけど食べないよりはマシ~」と思ってあげてました。 
ゲンマ君、基本的に鶏肉が好きみたいです。



結石予防に効果的だといわれているものといえば。



・水をたっぷり(できればボトルかフィルターした水。 ミネラルウォーターはダメ。)
高&良質たんぱく質(チキン、ターキー、時々赤身の肉)
・可能なら水や食事に+リンゴ酢
・クランベリー、アスパラ、ブラウンライス、ポテト、にんじんなど
・大量のビタミンC
・犬の場合はヨーグルトも可。 猫は牛乳がダメな子もいるので注意。
・ビタミンE
・cod-liver oil(白身魚油)
・バッチレメディのcrab apple



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とりさん、すきーです。 おいしいでーす。







で、今のところ、帰国以来最長のゲンマ石なし記録更新中です。 
ちょっとヒナタのこともあるので、ストレスが心配で注意深く見守っていますが、今のところは調子がいい様子。
普段から実の兄にいじめられ慣れてる(…)から、こういうストレスには強いのかも~。
このまま暖かくなってきたら、冷えない分また少しは心配が減るかしら? 







なにか他に忘れてる気もするけど…ま、いいか。
色々長ったらしく書いてきましたが、アザラシーズのことですので例に漏れず間違い勘違いがたんまりあることでしょう。 
あんまり信じないでくださいね。(ええっ?!∑( ̄□ ̄;))
それとこれはあくまでうちのゲンマさんの場合です。 
もちろん個体差があり、その症状も治療法も予防策も違ってくることと思います。
それでも情報交換しつつ、皆それぞれに一番の予防策・治療策をみつけられたらなあ、とアザラシーズは願っています。
みんなでがんばって結石、乗り越えましょうね~! \( ̄ロ ̄)乂( ̄ロ ̄)/



fus6

ちょっと!その処方食とやらをもっとよこしなさいよ!





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