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ハヤテ姫の「ちょっと、あんたたちアタシを置いてどこいくつもりなのよ?(怒)」とゲンマさんの「おでかけするの? いっちゃうの?(淋)」な視線をなんとか振り切り、キャノン劇場inトロントで公演中のミュージカル「Wicked」を見てきました。



wicked.jpg

「Wicked」は「オズの魔法使い」の「西の悪い魔女」エルファバのお話。
全身の肌が緑色に生まれてしまった、でも誰よりもすごい魔力を持った彼女と、そんな彼女の親友だった南のよい魔女グリンダ(ドロシーにオズへ行くように言った魔女)。
オズの魔法使い、ブリキの木こり、かかし、東の魔女。
ドロシーがオズに来る前、彼女たちの間にどんなことがあったのか? 



「Wicked」には「邪悪な、罪深い、意地悪い」という意味があるのですが、「悪い魔女」エルファバは「邪悪」だったり、「罪深」かったり、「意地悪」だったりしたことは一度もありませんでした。 ただ人よりも「優しく」て「潔癖性」で「頭が良く」て、そして「緑色」だった彼女。
人と違うということで疎外されることの哀しさを知っていた彼女と、美しく裕福でいつも人の輪の真ん中にいることになれた「いい性格」をしている「よい魔女」グリンダ。
性格も境遇もすべてが正反対の二人。 最初はお互いを嫌い合いながらも、少しずつ友情が生まれていく…物語はそんな二人を中心にすすんでいきます。
どうしてエルファバが「悪い魔女」といわれるようになったのか? ブリキの木こりはなぜそんなにエルファバを憎んでいたのか? 東の魔女のあの靴はどこからきたのか? あの羽のはえた猿はいったい? どうしてグリンダはドロシーにオズに行くように言ったのか? それよりもあのドロシーの家を飛ばしたありえない竜巻は? などなどなど…ドロシーの「オズの魔法使い」の物語の裏にある、魔女達の話なわけです。



ミュージカルは全編面白おかしくユーモアにあふれ、悲惨な生い立ちのエルファバのまわりでさえも、なんだか思わず笑いがこぼれてしまうような空気に包まれています。
けれど最後には涙があふれてくるのを我慢しなくてはいけないほど、ほろりとさせられました。
ちなみにアザラシーズのお気に入りは自分は人気者だと信じて疑っていない(たしかにそうなんですが)、ステキで無敵な性格のグリンダです。





そうしてすっかりご機嫌で帰り着いたアザラシーズを迎えたのは…
そうっと玄関を開けた目の前に「姑座り」をして「ちょっと、今何時だと思っているのよ。 アタシ、ずっとおきて待ってたのよ」と見るからに寝起きの鼻白な顔のハヤテ姫と、いじらしい上目遣いで「おかえりなさい。ぼく、ずっとまってたの。…おなかすいたの」と出かける前におやつをあげていったはずのゲンマさん……。



す…すいません………

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