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カナダ発祥でありながらカナダで滅多にお目にかかれず、今すぐ見たきゃ、ラスベガスかアジアへ行くしかないという奇怪な代物。 さあ、これなんでしょう?



答えは『シルク・ド・ソレイユ』 (cirque de soleil)。(訳すと太陽サーカス団…けっこう浮かれた名前ですな…) 
カナダはモントリオール発のサーカス(大道芸)で、日本でも有名だと聞いていますが、観に行かれた方いらっしゃるでしょうか? (アカ叔母が観にいったので、感想を聞いたら『すごいよ!もう曲がり過ぎ!』とわかるようなわからないような一言…)



どっこい今モントリオール発のパフォーマンスで一番熱いのは『Cavalia』!!








…って言うか、そういう噂を聞いて「ぬう!流行りなのか?!そりゃ行かねば!」と、いつも通り広告に踊らされて行く気満々になるアザラシーズ…飯時以外出てこない『ウツボ』ですが、ミーハー(古)根性は人並み以上にあるのでございます。



『Cavalia』―スペイン語?かどうかは謎ですが、フランス語で「cavalerie」「 cavalier」がサーカスの馬、乗馬者、またはパートナーという意味があるそうで…(ウソかも。 テヘ☆)



…まあ、要は「馬のサーカスってことね!(←アホ)」と安易に納得。 
この時点で、アザラシーズの頭の中には『火の輪くぐりをする馬』とか『平均台を歩く馬』とか『自転車に乗る馬』(←やっぱりアホ)という、めくるめく妄想が渦巻いております。




サーカステント





当日、設営された真っ白い巨大テントに「おお~!サーカスくさい~!そして馬臭い~!」と大盛り上がりのアザラシーズ。 ちなみにアカもアオも「サーカス=キグレ大サーカス」のお年頃(?)です。
しかしお客は圧倒的にカップルや壮年・アッパークラス層といった風情。 子供がほとんど見当たりません。 そしてカナダではちびっ子に見られるアザラシーズ。 なんだかちょっぴり浮いています…



「ぬ。カナダの子供はサーカスが好かんのか?」



やっぱり馬だけだからかな?あー、そりゃ熊とかライオンとかの方がいいわな~、と勝手な事を言いながら、席につく二人組。 そしていよいよ開演です!





…結論から申し上げましょう。



間違ってました。はい。




イメージ的には「キグレ大サーカス」と「劇団四季」を足して「宝塚」で割り、映画「ロードオブザリング」フィルターをかけて仕上げに「ムツゴロウ王国」トッピング、という感じです。(←余計わからん)





ステージ、衣装、音楽(生演奏)は「ロードオブザリング」のエルフ世界(映画を観てない方は、中世ヨーロッパの貴族が、馬と一緒に拓けた森の奥に住んでいるところをご想像ください)。 
そのステージ上で、20人以上のアーティストが、40頭の馬と共に歌って踊ってアクロバットを繰り広げるのです。



すごいですよ。コレ



製作者が「シルク・ド・ソレイユ」の創始者の一人、というだけあって、アクロバット・アーティストはフランスやモントリオール、モロッコなどのフランス語圏から集められた選りすぐりのプロたち。 
馬上でパフォーマンスをする人は、フランスで有名な馬トレーナーだった、このプログラムの主催者でメイン・パフォーマーのフレデリック・ピニョン氏が育て上げた精鋭。 



中国雑技団も真っ青なアクロバットや幻想的な馬とのダンス、疾走する馬上でのパフォーマンスを盛り上げる生音楽…そのすべてがフレンチテイストたっぷり(つまりお耽美)に洗練されていてすばらしかったのですが…しかししかし。



何よりもすばらしかったのは馬への溢れて(だだ漏れ状態な)愛情。



馬のサーカス自体はヨーロッパで昔からあったそうです。 
そして昔も今も、(切ないけれど)サーカスの動物は人に「服従する」立場にあるもの。



けれど、この「Cavalia」がすごいのは鞭やエサなどを使って強制的な『芸』をさせないところ。
人は馬が好きでたまらない、馬は人と遊べて楽しくてたまらない。 そんな様子が何の知識もなく観にいったアザラシーズにも伝わってきました。 



「無理やり人間の言うことを聞かせない」、そのためアクシデントも発生しますが、それがまた楽しい!
もちろん大まかな流れはあるのですが、基本的にすべては馬の気分次第。
馬が走りたければそのまま走らせ、寝転びたければそのまま寝かせ、人は馬の気持ちに合わせてアドリブでパフォーマンスするのです。



そう。



つまり「Cavalia」は馬サーカス団ではなく馬バカ集団だったのです。





とくに馬バカ集団の親玉、フレデリック・ピニョン氏。
最後の舞台で3頭の馬に囲まれ、右から左から馬からキスを送られて、もうにこにこにこにこ。
馬と共に走る姿は、「アハハ、ほーらアタシを捕まえて!」「ウフフ、こいつーう」的(?)な盛り上がりで、周囲にうっかりお花畑が見えそうな勢いです。



親玉・フレデリック・ピニョン氏、うっとりの図



「…この人、これ↑じゃあ結婚できないだろうなぁ。」と自分たちのことは棚に上げ、彼と馬との息の合ったパフォーマンスに感心しながらも、同情的な視線を投げるアザラシーズ(←大きなお世話)。 
しかし、舞台後、「Cavalia」のすべてを掲載した本を読んだところ、あるページで目が釘付けに。
「…奥さんいたんだ…同じくらい馬バカだけど。」(←ますます大きなお世話)



舞台終了後



「いやぁ、それにしてもどえらい馬バカだったねぇ~。馬に頭上がんないって感じ?」
と大盛り上がりで家路に着いたアザラシーズ。 
玄関のドアを開ければそこにはどうやら寝ていたらしいオコサマたちが、眠い目をこすりこすり(←イメージ画像)お出迎え。



「あ~ん!!ただいま~! ハヤテ、ゲンマ。 いい子でお留守番してたの? そうなの! いい子だね~二匹とも~ お帰りのちゅーして、ちゅー。」





……しょせん同類(馬バカ=猫バカ)。
頭上がらないのも同じだった……。 _| ̄|○|||

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